LibreOffice Writer: 表の後に挿入される改行を消す方法

 LibreOffice Writerで文章に表を挿入すると、その後ろに改行が入りますよね。あの改行のせいで、表自体は一ページに収まる大きさなのに余分なページが追加されてしまう事があります。

 今回は、あの邪魔な改行を消す方法について書きたいと思います。

※この記事で使用しているLibreOfficeのバージョンは4.2.1.1です。LibreOfficeのバージョンによっては、メニュー等の構成や表記が以下の内容と異なっている場合があります。

その前に

 以下の内容は編集記号が表示されている事を前提としています。編集記号が表示されていない場合は、メニューバーから「表示」→「編集記号」とクリックしていき、編集記号が表示される様にしましょう。

改行を消すには

  1. 表の後に挿入された改行の前にキャレットを移動させる。
  2. メニューバーから「書式」→「文字」とクリックしていく(あるいは右クリックして表示されるポップアップメニューからクリックしていく)。すると「文字」ダイアログが表示される。

  3. ダイアログの「フォントの効果」タブをクリックする。
  4. 「隠す」チェックボックスをチェックする。

  5. 「OK」ボタンをクリックする。すると改行は消える。

消した改行を元に戻すには

  1. メニューバーの「ツール」→「オプション」とクリックしていく。すると設定用のダイアログが表示される。

  2. ダイアログ左側にある一覧から「LibreOffice Writer」→「書式サポート」とクリックしていく。
  3. ダイアログ右側に表示される「隠しテキスト」チェックボックスをチェックする。

  4. 「OK」ボタンを押してダイアログを閉じる。
  5. 改行の前にキャレットを移動させる。
  6. メニューバーから「書式」→「文字」とクリックしていく(あるいは右クリックして表示されるポップアップメニューからクリックしていく)。すると「文字」ダイアログが表示される。
  7. ダイアログの「フォントの効果」タブをクリックする。
  8. 「隠す」チェックボックスのチェックを解除する。
  9. 「OK」ボタンをクリックする。すると改行が有効になる。

 多分、Apache OpenOfficeでも上記と同様に出来ると思います。