見た目はアナログ、中身はスマートウォッチ。GARMIN vívomove Luxeを買いました。なんとSuicaに対応するぞー!! (2020/4/16追記)
- はじめに
- と言う訳でGARMIN vívomove Luxeをポチっちゃいました
- なぜGARMIN vívomove Luxeを選んだのか?
- GARMIN vívomove Luxeの機能
- 有機ELディスプレイが屋外で見づらい
- 他にもちょこちょこと不満が…
- 最後に
- 余談: Luxeはお高い。なら下位モデルはどう?
- 余談: Garmin Payについて
- 余談: 実はハイブリッドスマートウォッチは他にも
はじめに
私が愛用しているスマートウォッチはHuawei Watch W1と言うもので、購入し使い始めてから4年以上が経ちました。それだけの年月を経たものの使い方が幸いしてか、今でもHuawei Watchのバッテリーは1日余裕で持ってくれます。ただ一方で有機ELディスプレイに焼けが生じたり、付属の充電器が駄目になったり、それなりの経年劣化は見られる様になってきました。
そうなると「新しいスマートウォッチが欲しい」と言う気分になるのは当然の事です。そしてそこに失効間近なdポイントが1万ちょっとある状況が重なれば、物欲がより刺激されるのも当たり前です。
なので「なぜだか分からないけど新しいスマートウォッチがいつの間にか手元にある」と言うのも、なんらおかしくはないのです。はい。
と言う訳でGARMIN vívomove Luxeをポチっちゃいました
購入したのはGARMIN vívomove Luxe Silver Milaneseです。
GARMIN(ガーミン) 腕時計 スマートウォッチ vivomove Luxe Silver Milanese ユニセックス 010-02241-73
- 発売日: 2019/10/16
- メディア: スポーツ用品
この機種、見た目こそ普通の腕時計ですが、実は文字盤部分上下に2つの有機ELディスプレイが搭載されています。
ただこのディスプレイは文字盤の下にあり、普段は消灯しているので見た目には分かりません。なのでその姿はミニマルなアナログ時計そのものです。
めちゃくちゃ格好いい。
GARMIN vívomove Luxeをアナログ時計と一緒に並べて、「どちらかがスマートウォッチである」と言われても、初見では信じられないと思います。
ディスプレイ消灯状態で風防をダブルタップするか、手首を捻って顔に向けるジェスチャーをすると、下の様に文字盤にウォッチフェイスが浮かび上がります。
このウォッチフェイスの表示内容(コンプリケーション)はスマホ上のGarmin Connectアプリで変更できます(上下2か所を個別に設定可能。時間・日付・バッテリー残量等から選べます)。
ところで、GARMIN vívomove Luxeにはリューズ等の物理ボタンが一切ない事にお気づきでしょうか。お察しの様に、操作は全て風防のタップやスワイプで行います。
なぜGARMIN vívomove Luxeを選んだのか?
この世の中には多種多様なスマートウォッチが存在しています。とは言えその殆どはHuawei WatchやApple Watchの様に、全面ディスプレイで時刻から何から表示するタイプではないでしょうか。
そんな状況の中で私はあえてGARMIN vívomove Luxeを選びました。その最大の理由は、全面ディスプレイのスマートウォッチでは屋外で時刻を確認するのが難しいと言う事です。
スマートウォッチがいかに多機能と言えど基本は時計です。そして時計の第一義は時刻を知らせる事です。
しかしスマートウォッチのディスプレイは通常消灯しています。スマートウォッチで時間を確認するには、わざわざ手首を捻るジェスチャーをしたり、タッチスクリーンやボタンに触れたりして、ディスプレイを点灯させなければなりません。
ただ体勢によってはジェスチャーがうまく認識されなかったり、タッチスクリーンやボタンに触れ様にも無理だったりする事が結構あります。またディスプレイが点灯する迄に、若干のタイムラグも生じます。
普通の腕時計の様に腕に目をやってさっと時刻を確認する、と言う事はできません。
中には常時表示機能を搭載したスマートウォッチもあります。私が使用していたHuawei Watchがそうですし、Apple Watch Series 5やFitbit Versa 2にも搭載されていますね。
この機能を使えば面倒な事をせずとも、腕に視線を移すだけで時間が分かります。便利ですね。いや普通の時計では当たり前の事なんですけど。
ただ問題は、常時表示中のディスプレイは通常時より暗く表示される事です。そのせいで屋外ではディスプレイがすこぶる見にくいのです。直射日光下となるとそもそも見えません。手や体で日光を遮る必要があります。
結局、全面ディスプレイのスマートウォッチで素早く時刻を確認するのは難しいのです。
でも、アナログ時計とのハイブリッドスマートウォッチであるGARMIN vívomove Luxeなら、そんな心配はいりません。だってインデックスと針が物理的に存在し、常に目にできるのですから。
しかもスマホの通知とかも確認できるんですよ。GARMIN vívomove Luxe、素晴らしくないですか。
いや、実際に素晴らしいんですよ。一つの欠点を除けば、ですが。
その問題が何かはひとまず置いて、GARMIN vívomove Luxeのスマートウォッチとしての機能を見てみましょう。
GARMIN vívomove Luxeの機能
GARMIN vívomove Luxeは主に以下の機能を備えています。
- スマホ通知・予定・天気予報等の表示
- 電話の着信応答/拒否(マイクやスピーカーはないのでスマホで通話)
- タイマー・ストップウォッチ・アラーム(アラーム設定はGarmin Connectで行う)
- ライフログ(心拍数・歩数・ストレスレベル・消費カロリー・睡眠等)
- アクティビティトラッキング(ウォーク・ラン・カーディオ・筋トレ・ヨガ等)
- 非接触決済(Garmin Pay)
アプリのインストールはできないので、Wear OSスマートウォッチやApple Watchの様な拡張性はありません。しかしスマートウォッチとしての基本機能はしっかり搭載されています。
ところで列挙した機能を見ると、GARMIN vívomove Luxeは特にヘルスケアに重点を置いているのが分かると思います。
実際GARMIN vívomove Luxeは着用者のライフログを定期的に取得しています。そしてそのデータは以下の様に、Garmin Connectアプリで見る事が出来ます。
ライフログは勿論、GARMIN vívomove Luxeのディスプレイで見る事もできます。
ライフログ・通知・予定等の表示は、風防を左右にスワイプする事で切り替えられます。また、どの様な項目を表示するか、どの順番で表示するかはGarmin Connectで変更できます。
以下は通知を表示した所です。ここから更に風防をタップする事で通知の詳細を見る事ができます。
詳細を表示してる状態で左右にスワイプすると、通知の全文をスクロールして見る事ができます。さらにタップすると通知の消去を行えます。
LINEやSMS等の一部メッセージアプリによる通知の場合、GARMIN vívomove Luxeから返信もできます(定型文かつAndroidスマホ限定)。
以下は予定を表示した所です。
2019/12/04 15:00修正:
残念ながら表示されるのは直近の予定一件だけです。通知と同様に詳細を表示する事もできますが、詳細をスクロールして全文を見る事はできません。
予定の詳細画面で左右にスワイプする事で他の予定も見る事が出来ます。
アクティビティトラッキングは、ディスプレイが点灯した状態で風防をロングタップすると選択できる様になります。ただ残念ながら私は引きこもりの陰キャなのでこの機能については何も語れません。
ネット検索するといくつか情報がでてくるので、詳しくはそちらをご覧ください。申し訳ない。
GARMIN vívomove Luxeの稼働時間についてですが、公称で4日間となっています。バッテリー残量が少なくなると自動的に時計モードへと移行し、時刻表示だけ更に7日間行える様です。
実際の所、購入してから大体2日と数時間が経過した時点でのバッテリー残量は35%程度でした(最初はどうしてもあれこれ触るので電力消費量が多くなっています)。
今時は1~2週間の稼働時間を謳う製品もありますが、Wear OSスマートウォッチやApple Watchに比べれば十分なスタミナと言えるのではないでしょうか。
なお充電は背面にある端子に専用ケーブルを差し込んで行います。てっきりマグネットで吸着するかと思ってたのですが違うのですね。ちょっと手間はかかりそうですが、「いつの間にかケーブルが外れてて充電できてない」と言う事態は防げそうです。
有機ELディスプレイが屋外で見づらい
これが先程一旦脇に置いた、GARMIN vívomove Luxeの欠点です。
確かにアナログ文字盤は見やすいです。これなら屋外でも問題なく時刻を確認できます。ただ有機ELディスプレイはお世辞にも見やすいとは言えません。直射日光下となると特に、です。
下の写真はそれぞれ、直射日光下と日光を遮った状態で撮影したものです。
ディスプレイの表示がはっきりと見えませんね。肉眼ではこの写真よりもう少し明るく見えるのですが、それでも明瞭とは言い難かったです。
GARMIN vívomove Luxeのディスプレイは、自動に加えて手動で7段階の輝度調節が可能です。写真撮影時には輝度を自動に設定していました。その後、手動で最大輝度にもしてみましたが、差はありませんでした。
しかもこれは雲間からたまたま日が差した時に撮影したものです。時期も時期なので日射量もさして多くはなかった事でしょう。正直、真夏の日光下でのディスプレイ視認は厳しいかもしれません。
屋内での視認性に関しては、他の写真でも分かる様に全く問題ありません。ただディスプレイの表示はやや滲んで見えます。計算上、ディスプレイの解像度は300ppi以上あるのでもっと精細に見えてもいい筈なのですが。
恐らく文字盤を透過させているのと、文字盤表面に細かい波上の彫りが施されているのが原因でしょう。そしてこれが屋外での視認性の悪さにも影響しているのかもしれません。
文字盤が黒いのでコントラストで多少は見やすいのではないか、と思っていたのですが意外な罠です。
もし新型が出るのであれば、有機ELディスプレイの視認性を是非改善して欲しいです。
ついでに屋内でのHuawei Watchとの表示比較も下に載せておきます。一枚目がHuawei Watch常時表示時で、二枚目がアクティブ時です。アクティブ時のHuawei Watchの方が、GARMIN vívomove Luxeよりもディスプレイの輝度が高いです。この差は屋外でも現れます。
他にもちょこちょこと不満が…
屋外での有機ELディスプレイの視認性については、海外のレビューを幾つか読んだり、他の所有者の方の意見を伺っていました。覚悟していた事なので、割り切るしかないです。
ただ他にも幾つか、細かいですが不満な点があります。
まず一つ目の不満は、ディスプレイを点灯させる為に風防をダブルタップした際の反応が今一つな所です。
指先で風防に軽く触れるぐらいではディスプレイは点灯しません。軽く指を打ち付けるぐらいでないと駄目です。ただ一度点灯させてしまえば、その後は軽く触れる程度で問題ありません。なのでタッチスクリーンの感度が悪いと言う訳ではない様です。
ところで、ふと思いつきで滑り止め付きの軍手を着けて操作を試みたんですけど、なんと問題なく操作できました。物理ボタンがなくタッチ操作のみと聞いた時点で、素手でないと操作できないと思っていました。正直嬉しい誤算です(タッチスクリーンは静電容量式ではなく感圧式なのでしょうか?)
第二の不満は、ディスプレイ幅一杯に通知の内容が表示されるのではなく、左右に少し隙間が生じる事です。只でさえ小さいディスプレイなのですから、もう少しスペースを有効活用して欲しいです。
更に言えば、通知詳細が途中で改行された場合に、残りの半端な文章が中央揃えで表示されるのも不満です。英文ならそれでもいいかもしれませんが、日文の場合は左揃えで表示される方が可読性は高いと思います。
通知に関する不満はもう一つあります。それは通知の詳細を表示しようと風防をタップした際に、表示までに僅かなラグが生じる時がある事です。
この時、タップがちゃんと認識されなかったのかと思いタップを繰り返すと、今度は通知の消去確認画面がでてしまいます。すると画面を一つ戻すためにまたタップしないといけません。これは意外とフラストレーションが溜まります。
2019/12/04 15:00修正:
予定の詳細で左右にスワイプする事で複数の予定を確認できましたので、下記を修正しました。
第三の不満は、直近のスケジュール一件しか確認できない点です。後に控えた予定の一覧も確認できる様にして欲しいです。更に言えば予定の詳細も、通知同様にスワイプする事で全文を確認できる様にして欲しいです。
第三の不満は、予定の詳細の全文を確認できない点です。通知同様にスワイプする事で全文を確認できる様にして欲しいです。
それからもう一つ、暗い所では文字盤が全く見えない点も不便ですね。ウォッチフェイスに現在時刻を表示する様に設定すればいいんですけど、貴重なコンプリケーションを一つ占める事になってしまいます。インデックスと針が夜光塗料で光れば言う事ないんですけど。
最後に
素晴らしいと言いつつ、なんだかんだで色々と不満を挙げてしまいました。でも今の所、GARMIN vívomove Luxeを結構気に入っています。
機能性に関しては、個人的にはスマホの通知が見れるだけで十分です(元々Huawei Watchでも大した事はしていませんでしたし)。最初は興味がなかったライフログ機能も、実際に睡眠状況等が可視化されると結構面白いです。
なによりもGARMIN vívomove Luxeの見た目がいいですよね。いかにもスマートウォッチ然とした感じではないので、ビジネス等のフォーマルなシーンで着けてても違和感は全くないと思います。まあ私の場合、スーツを着る機会は冠婚葬祭ぐらいしかないのであまり関係ないですけど。
只、もしGARMIN vívomove Luxeの購入を考えているのであれば、ネットの情報だけで判断するのではなく、お店へ赴き実物を手に取って確認しましょう。税抜きでも5万円超とそれなりに値の張る製品ですからね。
後は長期間に渡って使用した場合にどうか、ですね。使い続けないと分からない事も沢山あると思うので。
それについても今後書きたいと思います(やる気が出れば、ですが)。
以下は余談です。気が向いたら目を通して頂ければ。
余談: Luxeはお高い。なら下位モデルはどう?
GARMIN vívomove Luxeはvívomoveシリーズの最上位モデルで、その下に幾つかのモデルがあります。
その一つがGARMIN vívomove Styleです。
GARMIN vivomove Style Moss Green / Silver 010-02240-71
- 発売日: 2019/10/16
- メディア: スポーツ用品
StyleとLuxeの主な違いはケースと風防の材質です。Luxeにはステンレススチールとサファイアクリスタルが使用されていますが、Styleには陽極酸化アルミニウムとCorning Gorilla Glass 3が使用されています。一方で機能面に違いはありません。
私の場合、風防に細かい傷がつく可能性が仕事柄高いので、サファイアクリスタルを使用するLuxeを選びました。
皆さんも経験あると思いますけど、傷つきにくさを謳うGorilla Glassでも、実際には気付かない内に細かい傷が結構つきますよね。でもサファイアクリスタルだとそんな事ないです。
少なくとも、私が使用していたHuawei Watchのディスプレイには今も傷一つないです。ケースには流石に細かい傷が沢山ありますけど、サファイアクリスタル製のディスプレイは奇麗なままです。
なので個人的には、サファイアクリスタルが採用されたLuxeをお勧めします。
別にそこを気にする必要がないと言うのなら、Styleを選ぶといいでしょう。バリエーションにもよりますが価格は36,000円(税抜)からで、Luxeと比べて18,000~11,000円程お安くなります。
更に下にはGARMIN vívomove 3/3Sと言うモデルがあります。
GARMIN vivomove 3S Light Sand / Rose Gold 010-02238-72
- 発売日: 2019/10/16
- メディア: スポーツ用品
Luxe/Styleとの最大の違いは、3/3Sのディスプレイは文字盤下部にしかなく、またモノクロ表示であると言う点です。またケースは繊維強化ポリマーをメインとし、ベゼルにステンレススチールが使われています。風防は化学強化ガラスです。
こちらは更に価格が下がり、28,000円(税抜)からとなります。
余談: Garmin Payについて
GARMIN vívomove Luxe/StyleにはGarmin Payと言う非接触決済機能が搭載されています。この機能を使うためにはまず、Garmin Connectアプリでクレジットカードを登録する必要があります。
ただ登録できるカードは以下の2銀行が発行するVISAカードに限られるので、国内での利用は大分制限されます。
2019/12/7 15:30修正:
ちなみに、ジャパンネット銀行のVISAデビットカード機能付きキャッシュカードを登録できるか試してみたら、ちゃんと登録できました。ジャパンネット銀行をメインで使ってる人なら、活用できるかもしれません。
そもそも国内ではデビットカードのみの対応なのですね。それなら、ジャパンネット銀行のデビット機能付きキャッシュカードを登録できて当たり前ですね。2行が発行するクレジットカードに対応、と盛大な勘違いをしてました。お恥ずかしい。
ただGarmin Payでの支払いに際しては、GARMIN vívomove Luxe/Style上でのPIN入力が必要となります。たかが4桁のPINですが、これを入力するのはちょっと手間取ります。
2019/12/9 22:00追記:
一度PINを解除すると24時間はPIN入力をしなくてよくなります。ただし、GARMIN vívomove Luxe/Styleを腕から外したり心拍センサーをオフにすると、またPINの入力を求められます。
個人的にはApple Watchの様にモバイルSuicaが使えると嬉しいのですが、流石にそれは求めすぎでしょうか。
なんとSuicaに対応します! (2020/4/16 00:30追記)
なんとなんと、その求めすぎが実現される事になりましたよ!GARMIN vívomove Luxe/Styleを含む、Garmin Pay対応機種のいくつかがSuicaに対応すると発表されたのです!
これで鉄道から買い物までGARMIN vívomove Luxe/Styleひとつでいけますね!
なおSuica対応は5月下旬から、下記の機種が対象となるようです。
- Approach S62シリーズ
- fenix 6X シリーズ
- fenix 6X Pro Dual Powerシリーズ
- fenix 6Sシリーズ
- fenix 6 シリーズ
- Legacyシリーズ
- Venuシリーズ
- vivoactive 4/4Sシリーズ
- vivomove 3/3Sシリーズ
- vivomove Style/Luxeシリーズ
ちなみにこの件についていくつか疑問があったのでGARMINのカスタマーサポートへ問い合わせたのですが、なんと数十分もせずに以下の回答を頂けました。Garmin Japan Ltd.カスタマーサポート御担当者様、ありがとうございます。
内容について要約すると、
- 対応機種であれば、既に購入済みの製品も本体のソフトウェアを更新する事でSuicaに対応する
- オートチャージには対応しない (Gamin Mobile Connect上でGoogle Pay決済によるチャージは可能)
- 設定を変更する事で決済画面の表示やPIN入力なしに、端末をかざすだけで決済可能 (ただし着脱すると1回はPINを入力しなければならない)
- バッテリー残量低下により時計モードに移行した場合でもSuicaは使える (2020/4/16 15:30追記)
との事です。
ちなみにGARMIN vívomove Luxeって「ヴィヴォムーブリュクス」と読むらしいです。勝手に「ヴィーヴォムーブルークス」って読んでましたよ。恥ずかしい。
しかし、Suicaに対応するなんてビッグニュースですよ。なんとなくハードウェア的に無理なんじゃないかと思ってましたけど、GARMIN vívomove LuxeってFeliCaを搭載してたんですねえ。
って言うか、マジでこれは嬉しすぎです。これでGARMIN vívomove Luxeの活躍の場がますます広がりますね。今から対応が待ち遠しいです。
手持ちのGARMIN vívomove LuxeがSuica対応になったら、早速使ってレポート上げたいと思います。EX予約に登録して在来線から新幹線までノンストップ、買い物まで手首一つで済むなんて夢が広がるなー!
余談: 実はハイブリッドスマートウォッチは他にも
アナログ文字盤とディスプレイを搭載したスマートウォッチって、なにもGARMIN vívomoveシリーズだけじゃないんですよ。例えば以下があります。
LG Watch W7
これは液晶ディスプレイにアナログ時針を組み合わせたものです。Wear OS搭載機なので機能性・拡張性共に高く、同じくGoogleが開発するAndroidが搭載されたスマホとの相性も抜群です。
ただ使われてるSoCがSnapdragon Wear 2100と些か古い。
そしてそもそも国内では販売されていません。手に入れるには手間がかかりますし、よしんば入手できたとしても技適は通ってません。なので国内で使用すると罪に問われる可能性があります。
Fossil Hybrid HR
2019年11月に登場したての製品です。こちらは国内でも発売されています。価格もGARMIN vívomove 3/3Sシリーズと同程度でお手頃。
ちなみにディスプレイには電子ペーパーが採用されています。なので直射日光下だろうとお構いなし。しかもバックライトを搭載しているので暗所でも大丈夫。難点は液晶や有機ELに比べたら表示の滑らかさが大分落ちる事ですが、そこは妥協できます。
独自OSなので、Wear OSスマートウォッチやApple Watchに比べて機能性や拡張性は落ちるでしょう。ただ、通知等を見れればいいというのであれば十分そう。
正直、最初はこれを買おうと思ってました。
ただ、Fossilが決め打ちしたアプリの通知しか表示されないと言う欠点があります。将来のソフト更新で通知を表示可能なアプリを増やすという話ですが、抜本的な解決が期待できないのはちょっと。
それよりどこにも売ってないと言うのが一番の問題。Fossil公式オンラインストアにすら在庫がない。フォッシルジャパンに「売る気あるの?」って問いたくなる。店頭ならちゃんと買えるんですか、これ?
TicWatch Pro
アナログ文字盤を搭載してないので、本来はここに含めるべきじゃないけど一応挙げておきます。
この機種のディスプレイは、有機ELの上に透過式液晶を重ねた二層構造になっています。普段は液晶ディスプレイで時刻を表示し、アクティブ時には有機ELディスプレイに切り替わります。
LG Watch W7と同じくWear OS搭載、搭載SoCも同じくSnapdragon Wear 2100。
ちなみに同様の機構を搭載したCasio PRO TREK Smartもあります。
個人的に時計はアナログ派なのでこれは選択肢には含めませんでした。